ニッカウヰスキー創業者竹鶴 政孝さんとリタ夫人のお話
皆さん、今晩は。そしてメリークリスマス!いかがお過ごしですか?
本日は、クリスマスの日の89年前の私の大好きなお話を書きたいと思います。
色々調べてらっしゃる方は「竹鶴 政孝さん」がウイスキーの知識を得る為に、スコットランドでお勉強なさった事は、ご存知かと思います。
ニッカウヰスキー創業者「竹鶴 政孝さん」と奥様「リタ夫人」との運命的な素敵なお話です。
政孝さんとリタさんは、元々出逢った時からお互いに好意がありましたが、そちらが決定的になった事を「琥珀色の夢を見る」から引用させて頂きたいと思います。
1919年のクリスマスにカウン家(リタさんのお家)の恒例にしたがってクリスマス・プディングケーキが作られた。ブランデーをたっぷり入れて半年も前から仕込んで寝かせ、クリスマス直前に蒸し上げるという手のこんだものだ。中に6ペンス銀貨と指貫が隠されていて、もし男性のカットに銀貨があれば金持ちになるし、女性が指貫を当てれば幸運な結婚が待っているという言い伝えがある。この年、政孝のプディングに銀貨があり、リタの皿に指貫入りのカットが当たった。独身の男女が銀貨と指貫を当てれば、二人は結婚するとも言われていたのだ。冷やかされる二人。他の家族はそれを単なる遊びとしか思わなかったろうが、当の二人はその暗号に驚いた。それはもう運命としか思えなかったのだ。政孝が後に書いたように、「運命のとびらがひらかれた」のである。
そして後にお2人は結ばれたのです。そしてリタ夫人は政孝さんと共に、日本で生涯を過ごされたのです。
色々本を読みますと勿論ご苦労がたくさんあったと思いますが、私はこちらの本を読み、運命に手繰り寄せられ結ばれたお2人に素直に感動しました。
ニッカウヰスキーの創業には、こちらの様な愛のお話もあるのです。
クリスマスのこの夜に、是非皆さんも「運命のとびらがひらかれた」瞬間を読んでみませんか?
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