単独インタビュー第15弾 仙台旅行 再訪記念企画「Bar Andy 安藤 宗貴氏を迎えて(6)」
K:分かりました、有り難うございます。他にはないですか?
安藤さん:やはりそういう店は、そういうバーテンダーが居る店は個人でやっている店だと思います。
K:そうですね、確かにそうですね。
安藤さん:ええ。やっぱり変わっちゃうところもありますから。
K:ええ。
安藤さん:そういう所やっぱりいいですよ。さっきの自分のよりどころの話もありますし。でもご覧になっている方はちゃんとやっていらっしゃいますよね。きっと見付けていらっしゃるし。
K:でも分からないですよ、もしかしたら初めてご覧になる方もいらっしゃると思いますし。
安藤さん:そうですね、それもありますね。Kaoriさんはやっていらっしゃると思いますが、ご出張の時だったり、その土地のBarに行って欲しいですよね。
K:そうですね。Barに行った事がある方が例えば大阪に行くと決まった方は、お仕事が終わったらどこのBarへ行こうと決めていらっしゃったり、どこがお勧めですか?と情報交換をされたりしていますよね。私も以前ある方にこちらをご紹介したら、私よりもその方の方がこちらにいらっしゃっていますよね。ニッカから出された記念ボトルを頂いたよ、等ご報告して頂けますものね。
安藤さん:そうですか。
K:でもやはりBarにいらっしゃって頂きたいですよね。
安藤さん:そうですよね、そうなんですよ。我々もお客様の人生がドラマだとしたらそれにちょっと脇役として出られる仕事だと思って誇りに思っています。
K:ええ。
安藤さん:と思います。そういうのっていいですね。
K:分かりました。有り難うございます。そしてQ8、お勧めのカクテルをお作り頂けますか?そしてお勧めのウイスキーを頂けますか?
安藤さん:はい、サイドカーなのですけれどね。
K:はい、お願い致します。
安藤さん:サイドカーは、カクテルの中のカクテルだと思っているんですよ。
K:ええ。そうしますとそちらを頂けるという事で。
安藤さん:ええ、お作り致します。ウイスキーのお勧めはですね、最近はタリスカーなのですよね。
K:ええ、良いですね。
安藤さん:最近タリスカーが美味しくなったんですよ。
K:ええ。そうなのですか?タリスカーは前々からお好きではあって?
安藤さん:ええ。元々美味しいウイスキーなのですよね。非常にバランスが良いというか、個性があってフルーティーだしいい酒造りをしている所なんですけれど、最近のタリスカーに何が起こったのかちょっと美味しくなったんですよ。
K:召し上がっているからこそ分かる事ですよね。
安藤さん:はい。変わりました。
K:それは変わりました、と告知されているわけではなくて、ですよね?
安藤さん:ええ。タリスカーからは聞いていないのですが、スタッフ同士で変わったね、と言っています。
K:仰らないだけで、少し変わっているという事もありますよね?
安藤さん:それはあるでしょうね。
(安藤さんに私の活動のサイトをPCでご覧頂きながら、今迄の女性ウイスキーの会の内容等改めてご説明。)
安藤さん:印象というのは、ものを狭くしてしまうと言うか、こういうのがあると、こういう楽しみ方があるんだと思うと皆さん楽しかったんじゃないですかね。
K:有り難い事に楽しかったというお声も頂きますね。
安藤さん:そうでしょうね。そこで新しくお友達が出来たりとかね。
K:そうなのです、そういうのも望んでいます。Barでお会いすると皆さんお互いの職業も知らないでお話出来ますよね。私が1つ思う事は、世の中には色々なお仕事があって、皆さんではないにしろ一般のお仕事の方は一般のお仕事が当たり前だと思っている事を感じた事があって。世の中には色々な仕事があるという事を会を通じて知って欲しい、又20歳代の方も参加されていらっしゃいますし、年齢を重ねていらっしゃる方にももっと参加して頂いてBarで集まって、相談でも良いのですよね、恋愛でも仕事でも、例えば転職したい、でも良いのですが、そういう場にしたいとも思っています。Barに行って欲しいというのもありますし、コミュニケーションの場として、お酒が入ると潤滑油になって普段お話が出来ない事もポロっと話せたり。
安藤さん:そうですね。
K:そういう感じの空間にしたいと思っていて、そこでお友達になっていて、そして私の会に参加されるのが例え1回だったとしてもそこから繋がって行くのであればそれでも構わないかなと思っていて。
安藤さん:やはり交友関係って皆狭いですから、いいと思います。
K:ウイスキーを好きになってもらいたいという気持ちもありますし、その様な、普段お会いする方達とは又違う場を、お酒を通じて、Barを通じて楽しむ。又先程仰っていた客人、という、周りを見つつ会話を出来る様な方々が集まって頂ける会になったらいいなと思っています。ですから広めたいと思いつつ、微妙なところもありますが、そういう会が続けられたらと思っています。私はBarに助けられたと思っているので、仕事が遅くなってもBarにお食事があれば頂けますし、皆さんとのアフターファイブ?が少しずれていてもBarでゆっくり自分の時間を楽しむ事が出来ます。Barに助けて頂いたという気持ちが大きいので、だから自分がBarに恩返しをしたいという気持ちがありますね。
安藤さん:そうですか。
K:恩返しが出来るか分かりませんが。自分の気持ちを満たしているだけかもしれませんが。
安藤さん:そんな事はないですよ。
K:そう思って過ごしています。
安藤さん:凄く有意義だと思いますね。中々Barって敷居が高いと言いますので、「そんな事ないよ」って、私も行って楽しいよ、ってそういう発信場所があると。
K:そうなれたらいいですね。そうなると自分も楽しむ事が大事だなとも思います。楽しみ過ぎてしまってね、という事もあります(笑)。
安藤さん:(笑)。人間同士ですからね。
K:そういう時でも、段々私の事を理解してくださる方が増えていくと後から心配して頂いたり(笑)。
安藤さん:ええ。
K:申し訳ないです、長くなってしまいました。早速カクテルとウイスキーを頂きたいと思います。お願い致します。
K:有り難うございます。こちらのカクテルをもう1度教えて頂けますか?
安藤さん:はい、サイドカーです。
K:嬉しいです。
安藤さん:カクテルはお好きですか?
K:はい、好きです。ただウイスキーを好きになってからウイスキーばかり頂く事が増えて。
安藤さん:機会が増えて?
K:基本的にはカクテルは好きなのですが、それに私は自分でカクテルを作れるわけではないので、改めて、最初はカクテルを頂いてからウイスキーを頂こうと思うようになりました。最初Barに行き始めた頃はカクテルでしたからね。
安藤さん:そうですね。
K:そしてウイスキーを好きになってウイスキー、ウイスキーになっていましたから、勿論そこにしかないウイスキーもあると思うのですけれど、作って頂けるものはバーテンダーの方にお作り頂いて。それを見て楽しんでそれも大きいので。ただカクテルは美味しいので、頂き過ぎると酔いが回る事が多いです。
安藤さん:はい。サイドカーはカクテルの中のカクテルかなという気がするとさっき申し上げましたけど、カクテルは複数のものを混ぜ合わせるドリンクなのですけれど、材料は3つのものが入っているのですが、新しい味になって3つがこう混じり合う事によってサイドカーの味になっているのですよね。
K:ええ。
安藤さん:それが感激しまして、良いカクテルだなと思っております。
K:サイドカーは何と何を合わせて作るものなのですか?
安藤さん:ブランデーとオレンジキュラソーとレモンジュース。酸味と甘味が大事なんですね、カクテルは。レモンの酸味とオレンジ、ホワイトキュラソーの甘みが入っていますので、本当にカクテルの味っていう感じで、素晴らしいカクテルだと感じています。
K:有り難うございます。カクテルを頂くと、カクテルをお作りになっている所を見るとワクワクしますよね。どういうものなんだろうという。出て来てもワクワクしますよね。
安藤さん:そうですね。
K:色だったり、うん、いいですね。グラスでも色々なグラスで出して頂いたり。それに合わせて出して頂いたりすると更に又違いますよね。
※次回掲載予定日 5/11(金)
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