Ｋ：Ｑ５　お話は又変わりますが、Barとして大切にされている事は何でしょうか？

 

鈴木さん：大切にしている事はたくさんありますけれどね（考え込まれる鈴木さん）。それはBarとして答えて良いのかな？それともバーテンダーとして答えた方が良いのかな？

 

Ｋ：両方お願い致します。それではまずBarとしてお願い致します。

 

鈴木さん： Barとしてなら、お客様が帰る時に「来て良かったな」と努める事のその１点です。

バーテンダーとしてなら、健康！です。

 

Ｋ：仰る通りですね、バーテンダーの方に限らず生きている上で最も大事な事だと思います。

鈴木さん：やはりお客様の事を考えると、‘長くやる事が大事’だと思うんですね。

 

Ｋ：定休日もなく営業されていますものね？

 

鈴木さん：定休日がないと言うより、お客さんがいつ来ても楽しんで頂ける様に、お店を長く続ける事が最低の課題ではないかと思います。

 

Barとしては、「来て良かったな」と思って頂ける事ですね。お客さんそれぞれの感じ方が違いますが、例えば、「お酒を飲めて良かった」、「静かな雰囲気でゆっくり出来て良かった」、「良い音楽が聴けて良かった」、「美味しいカクテルが飲めて良かった」それぞれ皆さんが希望される事は違いますが、その希望を叶えてお帰り頂いた時に「来て良かった」と思って頂けるのではないかなと思っています。「来て良かった」と思ってもらえる様な仕事をするのがバーテンダーの仕事だと思います。

 

 

Ｋ：Ｑ６　私はBarとウイスキーについて感動した出来事がありますが、鈴木さんは何かございますか？１つ教えて頂けませんか？

 

鈴木さん：お客さんが、帰り掛けに「来て良かった」、「ありがとう」と言ってくれるのが、ありきたりですが、それが１番感動ですよね。それが毎日仕事をさせる．．．

 

Ｋ：活力？

 

鈴木さん：そうですね、活力ですね。

その都度その都度感動もあったり、色々ありますけれどね、お客様がにこっと笑われて「又来るよ」の一言が、それが感動なんじゃないかと思います。あまりにも抽象的な言葉ですが。

又出会いの１つ１つにも感動があるんじゃないかと思います。

 

 

Ｋ：確かに、そうですよね。

 

Ｋ：Ｑ７　お話は変わりますが、鈴木さんがお勧めのウイスキーカクテルを作って頂けませんか？

 

鈴木さん：何が良いかな。ありきたりでもしょうがないよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カクテル名

「SILENT THIRD(サイレント・サード)」

 

ジョニーウォーカー（ブラックラベル）３０ml、コワントロー　１５ml、レモンジュース　１０ml）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 （Kaori感想

ふわっと広がるウイスキーのアロマと途中から来るレモンの爽やかさ、一瞬苦みを感じますが、段々と円やかな味に。味がどんどん変わって、夏の日に頂きたいカクテルだと思いました。）

 

 

Ｋ：Ｑ８　最後にモダンウイスキーライフへの意気込みをお聞かせ下さい。

 

鈴木さん：頑張ります！以上！（笑）

 

Ｋ：鈴木さん、本日は本当に有り難うございました。

 

鈴木さん：いいえ、とんでもない。大体僕が答える事は、もう分かっているでしょう？（笑）

 

 

 

Kaoriの感想

 

お話を伺って、穏やかな笑顔の中に秘められた信念を感じる事が出来ました。ご自分の事をあまりお話をなさりたがらない方だと思っておりましたが、会話会話の中で色々な経験、体験をされ、尚且つ常に先を考えていらっしゃる方だと思いました。

モダンウイスキーライフもその中の１つ、２７日が楽しみでございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※取材協力

Bar　LINNHOUSE 　http://nbasaitama.com/linnhouse.htm

 

※参考

Ｍｏｄｅｒｎ　Ｗｈｉｓｋｙ　Ｌｉｆｅ（モダンウイスキーライフ）http://nbasaitama.com/modern-whisky-life.htm

 

 

 

○単独インタビュー第１弾「カクテルデザイナー鈴木隆行さんを迎えて」へ

 

○単独インタビュー第３弾「秩父蒸溜所マッシュマン　門間　麻菜美さんを迎えて」へ