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単独インタビュー第10弾 「Bar CAMPBELLTOUN LOCH 藤田 純子さんを迎えて(2)」

20 5月 2011 5,466 views No Comment

Q3:CAMPBELLTOUN LOCH(キャンベルタウンロッホ)さんのお名前の由来を教えて頂けますか?何故キャンベルタウンロッホさんにされようと思ったのかを。 

藤田さん:名前は中村さんが勝手に決めたんですけれど(笑)。 

K:え?(笑)。 

藤田さん:独断で、決めたから覚えておいてね、と後から言われて、それがCAMPBELLTOUN LOCH(キャンベルタウンロッホ)という名前で、私達さっぱり意味が分からないじゃないですか? 

K:ええ。 

藤田さん:これはスコットランドの民謡から付けたんですよ。 

K:そうですか。その様なお話をこちら(キャンベルタウンロッホさん)で中村さんがお客様とされていて。お2人のお話だったから私は聞かない様にしていたのですが。もう少しそのお話について伺いたいのですが。 

藤田さん:ウイスキーの値段は馬鹿げている!ウイスキーがキャンベルタウンのロッホ(入江)まで満たされていたなら、どんなに素敵な事かという様な内容の...。 

K:はい、ええ。 

藤田さん:土屋さんの昔のモルト大全にも載っています。 

K:そうですか、もう1度読んでおきます。 

藤田さん:キャンベルタウンの町ってご存知の通り蒸溜所が凄くあって、30程あって栄えていた。それが時代と共に衰退し、今ではたった2つになってしまった。栄枯盛衰の哀愁漂う感じが、中村さんが好きだったのではないですか(笑)。結構キザなんで(笑)。 

K:(笑)。 

藤田さん:酒場はうらぶれた感じがある方がいい、と中村さんがそう言っていました。 

K:中々民謡から来たと言う様に風に理解されている方は、少ないのではないですか?キャンベルタウンという場所ではなくて、民謡から付けたという事を。 

藤田さん:Kaoriさんもご存知だと思うのだけど、同じ名前のブレンデッドウイスキーがありますよね? 

K:先日そのお話をされていた事も偶然聞く事が出来たのですよ。 

藤田さん:あのウイスキーが由来だと言われる事がありますが、当時キャンベルタウンロッホというウイスキーは販売されていなかったのですよ。 

K:ええ。 

藤田さん:どうでもいい話ですけれどね(笑)。だからうちの方が先なんですよ。だから本当に民謡から来ています。お酒の名前からではなく。 

K:ええ、そうですか。ご存知の方は少ないかもしれませんね。 

藤田さん:そうですね。 

K:有り難うございます。

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K:次ですが、Q4:ふうさんの経歴を簡単で良いので教えて頂けますか? 

藤田さん:先程言った様に某ホテルが前職です。 

K:ええ。 

藤田さん:ホテル外販部です。   

K:元々ホテルで働かれたいから、入られたのですよね?勿論。 

藤田さん:そうですね、はい、私こう見えて接客が凄く好きなんですよ(笑)。後、やっぱり後々飲食をやりたかったので。今後の事を考えて、ホテルは外国の食品や流通を勉強させて頂きました。 

K:もうふうさんは、先々を見ていらっしゃったのですね。 

藤田さん:はい、Barです。Bar経営です。 

K:それが元々あって?その思いを思ったのはおいくつ位の時ですか? 

藤田さん:いくつだろう?お酒を飲むようになってからですね、20歳位でしょうか。 

K:ええ。 

藤田さん:Barが凄く好きだったんですよ、昔から。でもBarは大人の世界じゃない?だからあんまり若い女の子が1人で行けるBarってなかったんで先輩の大人の男性に連れて行って頂いて。色々飲んで勉強しましたね。 

K:でも先々のことを考えて、又これからもそうでしょうけれど。先を見てホテルでお勉強をされて、そこで良い出会いがあって。 

藤田さん:そうですね。中村さんと出会って。 

K:それで来ているのですものね。 

藤田さん:良かったですね、中村さんと出会えて。 

K:後は信念ですよね。そういう気持ちがあるからこそ、そういった所で出会えて、ですよね?そうではないとね。公言されたりしていたのですよね? 

藤田さん:それはもう、皆に言っていましたね。私熱い性格なので(笑)、うんざりされる位。 

K:そういう風にしたい、作りたい... 

藤田さん:うん、うん。

 K:と仰っている方の方が、実現するまでに早いか遅いかは置いておいたとしても... 

藤田さん:プレッシャーが掛かるからね。 

K:ですよね。実際実現される方が多いかなという気がしているのですが。実際そうだと思っていますが。 

藤田さん:そうですか。そうですね。でも年齢的にその時私1999年の時に、27歳だったんですけれど、丁度良かったのかなと思いますね。凄く。6年間色々な違う仕事をさせて頂いて、経験させて頂いて、丁度その位が何となく物事というものが分かってきたかなという、独立というものも出来るのかなという。私にとっては27歳というのは、丁度良かったと思いますね。もうちょっと早ければ、まだ子供だし、考え方もまだ未熟だと思うし。丁度良かったのかな、と思いますね。今経ってみて感じますね。 

K:確かにそう感じますよね。若くても努力され周りから可愛がって頂いて、成功されている方もいらっしゃるかもしれませんけれど、20歳位ですと自分の中でも、何だかいけるのではないか、みたいな。 

藤田さん:勢いはありますよね。 

K:変な自信を持ってしまう年齢でもありますよね。全員が全員だと思いませんけれど。 

藤田さん:うん、はい。

K:そういう気持ちもちょっとね、あったりしますよね。 

藤田さん:ね。 

K:その経験があって1999からですから... 

藤田さん:もう12年目ですね。 

K:もう12年目ですか。 

藤田さん:そうか、もう12年経つんだね、私もう40歳になるの?(笑) 

川辺さん:大丈夫、大丈夫。 

K:でも本当に見えないですものね。私こちらの常連の方に聞いてしまいましたものね。皆さん20歳代と仰っていて。実は30歳前後で20歳代だと冗談を含めて仰っているのだなと思っていたのですよ。ですから純粋に30歳位だと思っていて。お話していてもお若いし、それで伺ったら本当だと仰るし。だから本当にびっくりしました。もう1度言いますけれど、本当にびっくりしました。 

藤田さん:あ、有り難うございます。 

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K:女性の年齢って、私、女性がお相手のお仕事をさせて頂いていたので、何となく分かったりするのですよね。お肌状態だったりで。 

藤田さん:私も分かります、何となく。 

K:なのに、何故?お若い!みたいな。 

藤田さん:Kaoriちゃんも見えないよね。若いよね? 

K:いや、そうですか?良い事なのか、どうなのか(笑)。 

藤田さん:若いよ。仕事って何をしていたの? 

K:昔、美容部員をしていた事があります。 

藤田さん:あ、だから。 

K:ただ当時の方がお肌が荒れていた気がするのですが、今は、ウイスキーを好きになってからお肌調子は悪くありません。「じゃ、ウイスキーで?」と聞かれたら何とも言えませんけれど。 

藤田さん:でもその効果はあるかもね。 

K:ですよね。 

藤田さん:私もそう思いますね。 

K:睡眠時間はその時よりも摂っていないと思うのですね。当たり前ですけれど、年齢も上がっているわけですよね?

藤田さん:うん、うん。 

K:年齢を重ねると肌荒れからお肌も落ち着いて来るとは聞いていましたが、寝不足だからどうとかという事も特にないですし、それにウイスキーを頂く様になってから、更に健康です。 

藤田さん:あるんだよね、きっと。 

K:でも本当です(笑)。 

藤田さん:多分あるよ。 

K:ウイスキーにはポリフェノールがある、という風にサントリーさんどこかで書かれていたのを見ました。どこまで研究が続いているか分かりませんが、樽を使っていますからその様な効果がある様な気も致しますし、アロマで癒される事もあるでしょうし、そうやって考えると... 

藤田さん:女性に向いていますよね、間違いなく。ウイスキーは男性だけのお酒ではないと思います(笑)。 

K:ええ、私もそう思います。有り難うございます。(3へ続く)  (1へ戻る)  

 

※次回掲載予定日 5/27(金)

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