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単独インタビュー第15弾 仙台旅行 再訪記念企画「Bar Andy 安藤 宗貴氏を迎えて(5)」

27 4月 2012 2,367 views No Comment

 

 

 

 

 

 

 

K:Q6、以前と比べますとウイスキーがお好きな女性の変化はいかがでしょうか?女性の会を開催させて頂いているのもあって、ウイスキーがお好きな女性の変化というのはどうなのでしょうか?

安藤さん:はい。まず間違いなく増えていますね。

K:そうですか。

安藤さん:変化ですか?変化...

K:そうですね。例えば、私は1人でBarへ伺う事が出来てしまう。インタビュー記事の中で何回か書いているのですが、私はたまたま1人でも伺う事が出来てしまうのですが、正直な事も書いてしまうのですが、女性だから、女性の皆さんと集まってワイワイとしたわけではなくて、だから集団で何かをする事が凄く好きか?と聞かれるとそこまで大きいわけでないのですね。ただ私は1人でもBarに伺えますが、やはり女性1人では伺えないと聞いたりすると、会をBarで開催している事がきっかけになって初めてBarにいらっしゃる方が参加されたとしたら、そこでBarってこうなのね、と思ってもらえたらいいなと思っています。とは別に「1人でも行っているよ。」という方もいらっしゃいますから、Barへいらっしゃる方が増えているのか?と。皆さん、連れて行ってもらってから1人で行くようになったと仰る方が多いです。あと、ウイスキーの召し上がり方がどういう風に変わったのかなと思って。こちらもいかがでしょうか?

安藤さん:やっぱり最初にウイスキーを飲むと強いお酒という事で、やっぱり何かで割ってという方が多かったのですが、

K:例えば何で割っていらっしゃるのですか?

安藤さん:お水とかソーダとかですよね。

K:ええ。

安藤さん:このウイスキーがお好きな女性の変化としてはですね、ストレートの方が増えました。

K:そうですか。

安藤さん:ストレートで飲むのってこんなにいいものだなという事を分かってやっていらっしゃる方が増えた気がします。水割りやソーダ割りの後に、ですね。ロックで試してみたり、これはストレートが良いよっていうウイスキーってあるじゃないですか?

K:ええ。

安藤さん:ストレートで大丈夫かな?と言いながら、ストレートでやってみたら「いいかも。」という事でそれからストレートで飲む事に抵抗がなくなって行く感じで。ストレートで感じを楽しむ女性が増えて来たと思います。

K:私は実際にこう頂き始めてしまうと止まらなくなってしまって、止まらなくなってしまうのですけれど(笑)。

安藤さん:(笑)。

K:だからなるべく抑えてと思うのですが、ゆっくりゆっくりと頂けばそこまで酔うかと言ったら、そうでもないのですよね。

安藤さん:そうなんです。

K:本当に嗜好品として愉しんでいると変な酔い方はしないのですよね。

安藤さん:かえってストレートの方が酔わない感じ。

K:ええ、ですよね。

安藤さん:気を付けて飲みますし、時間を掛けて飲みますから。

K:そうですよね。女性の方、最近はお酒を召し上がらない男性が増えて来たと伺うのですが。

安藤さん:ああ、若い人とかね。

K:逆に男性の方がストレートは召し上がらない等あるのですか?ストレートが良い、悪いはないのですが。

安藤さん:まずはウイスキーをストレートで飲むという、ウイスキーを「ストレートでも飲む」という事を知らない人達が多いですね。

K:そうですか。

安藤さん:いわゆる原液を飲むみたいな、カルピスを原液のまま飲むみたいな、カルピスってアイスウォーターで飲むんでしょ、というみたいな。ウイスキーをというのも水割か、最近はソーダで飲むんでしょ、という。原液を飲むっていうのは一部のアル中か、その強い人、西部劇みたいな、そういうイメージを持っている人が圧倒的に多かったようでしたね。ウイスキーはストレートで、香りが良いものですよという事が分かって来ると、こんなにいいものなんだと、今迄勘違いをしていたという感じでしょうか。

K:そして皆さん、ストレートに?

安藤さん:やがてなりますね。ただ気分と銘柄によりますね。

K:そうですか。度数をお見せしないと分からないですよね。50何度と書いてあっても慣れて来てしまいますよね。

安藤さん:はい、はい。60何度と書いていてもああ、みたいな。

K:そうです。何かの時に10何パーセント?と思ってしまう自分が居たりするのですよね。

安藤さん:(笑)。

K:40何度?まだまだ大丈夫よね、みたいな感じで(笑)。

安藤さん:じゃあ、そっちをもらおうみたいなね(笑)。

K:そう思ってしまうと何だかね、と思うのですが、度数を知らなければ、度数を感じないウイスキーもありますよね。見るとこんなにあるのね、というものがありますよね。度数を感じない柔らかいものもありますし、

安藤さん:ですね。

K:不思議ですね。強いかもしれない、と思ってみるとそうではなかったり、そういうものもありますしね。40度ちょっとだったとしてもガツンと感じるものもありますね。ですので、度数を見なければ分からないものかなと思うのですけれど。

安藤さん:はい。確かに

K:でもストレートの方が増えて来たという事ですよね。

安藤さん:そうですね。ストレート化が進んでいます。

K:女性の方は何杯位召し上がるのですか?

安藤さん:ウイスキーだとそうですね、大体2杯位の方が多いですね。Andyに来る前に1軒、2軒立ち寄っていますからいらっしゃると女性の方は2杯位ですよね?

チーフ:そうですね。

K:Andyさんは、締めと言ったらおかしいですけど、最後に利用される方が多いのですか?

安藤さん:ええ、そうですね。ウイスキーは2杯位が多いかもしれないですね、カクテル1杯とか。

K:良いですね。

安藤さん:ええ。

K:有り難うございます。

Q7 私の掲載の中でもインタビューのアクセス数が多くてインタビューを楽しみにしてくださっている方がいらっしゃって。特に1部の方々がご覧になってくださっているのですけれど、ご覧になっている方々、もしくはBarにいらっしゃる方々、ウイスキーでも何でも良いのですけれど、飲み手の方に何か伝えたい事がございますか?

安藤さん:飲み手の方。

K:もし宜しければ、Andyさんの宣伝でも良いのですけれど。

安藤さん:もう皆さんやっていらっしゃる事かもしれませんが、Kaoriさんのサイトをご覧になっている方なら。何て言うんでしょう、是非自分の時間の中にBarを1軒という事がありまして。

K:ええ。

安藤さん:職場と家族、友達とかコミュニティーがあると思うのですが、仲良い人にも言えない事ってあるじゃないですか?

K:ええ。

安藤さん:泣き事であったり、自慢だったりと。

K:ええ。

安藤さん:例えば出世したとか、これ受かったとか逆に仲が良い人には言わなかったりしますよね?

K:ええ。

安藤さん:日本人の人って。又別の友人というかもう1人の友人として是非バーテンダーを、そういうバーテンダーを見付けて頂きたいですね。

K:ええ。

 

 

安藤さん:そう思うのですよ。皆さん人生色々ありますから、疲れた時も疲れたと言えない時も疲れたよ、と聞いてくれる人、他人ですから無責任に付き合えますしね。無責任というか、バーテンダーって本当にお客様の事を思っているんですよ。

K:はい。

安藤さん:元気でやっているかな、仕事上手く行っているかな、今日あんなに飲んで遅く帰って奥様に怒られていないかな、とかお子さんにお酒くさいとか言われて嫌われていないかな、とか、娘さんとお父さんコミュニケーションは取れるようになったかなとか、息子さん希望の高校に受かったかな、とか子ども生まれたかな、転勤して新しい土地で上手くやっているかなとかずっと思っているものなんですよね。

K:ええ。

安藤さん:やっぱり他の飲食店というか、サービス業の中で特殊なのがそういうパーソナルの部分も共有する部分もあるサービス業だと思うんですよね。ですので、そういう友人としてのバーテンダーを見付けて頂きたいですね。それで自分の人生というものをですね、脇役でバーテンダーは居ますから見付けて頂きたいと思います。何て言えばいいのかな?

K:分かります。とても分かります。

安藤さん:バーテンダーの友人を見付けてください、ですかね。(6へ続く)   (4へ戻る)

※次回掲載予定日 5/4(金)

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