Home » bar, event, fashion, Kaori's Time, whisky

ニッカブレンダーズ・バー ウイスキーセミナー「マイブレンドウイスキーづくりに挑戦」のご報告

26 8月 2009 2,819 views 2 Comments

皆さん、今晩は。

本日は思った以上に蒸し暑いですね。 ですがクーラーは、そろそろお休みに入りそうでございますね。

 

今夜は先月7/24(金)に参加致しましたニッカ ブレンダーズ・バー ウイスキーセミナー「マイブレンドウイスキーづくりに挑戦」のご報告をしたいと思います。

時間は19時半から、アサヒビール マーケティング本部の洋酒開発ご担当山口さんの解説のもと開催されました。山口さんは、ブレンダーズ・バーを立ち上げられた方で、元々はニッカウヰスキー出身者の方でいらっしゃいます。

今回のこちらの企画は、今年の7/2でニッカウヰスキーが75周年という事で、今迄行っていない事をしてみよう、という事から出た企画だそうです。又、先日のウイスキーセミナーのご案内にも載せましたが、ニッカウヰスキーが企画しておりますマイウイスキー塾と同じ内容をこちらで再現するのです。

 

 

p1000260

 

 

 

 

 

 

 

p1000268

 

 

 

 

 

 

 

まずは山口さんからウイスキーをブレンドする為の注意点とご説明がございました。

【使用する物】 原酒、スポイト、メスシリンダー、三角フラスコ

【注意事】 今回はウイスキーづくりのお勉強という事で無理してウイスキーを飲まず、もったいない事を考えず(酔ってしまうと味等が分らなくなってしまう為)捨てても構わない。

※1回目は50ml 本番は100mlのウイスキーを作る。

1 それぞれの瓶に入っているスポイトは、必ずその瓶に戻す事(原酒の味が変わってしまう為)。

2 メススリンダーは、50cc(mm)で一目盛り1ccなので、10cc単位の原酒を量る時は、メスシリンダーの方が良い。

p1000273

 

 

 

 

 

 

 

3 スポイトは、フルで入れると10cc入る。1ccから始まって0.5cc単位で10cc入る。

まず持ち方として、スポイトを親指で押さえる。使用する時は、まずそのまま吸い上げて、指をゆっくり押し上げる。p1000274

 

 

 

 

 

 

次は自分の必要なccの所まで押し下げてそのccの所で止めて、メスシリンダーや三角フラスコに入れる。

 p1000275

 

 

 

 

 

 

コツは、2つある。

1つ目は、落ち着いてじっくり行う事。

2つ目は、4人で1グループになっている為、前の方と原酒を使い合うので、譲り合いをする事。コミュニケーションをとりながら行う事によって、後から自分のウイスキー以外を頂く楽しさもある。

以上の事を元に、「コミュニケーションを取りながら楽しく行っていきましょう」と仰いました。

p1000277

 

 

 

 

 

 

 

山口さんは色々と経験されていらっしゃるので、とても分り易くご説明をなさいます。

更に原酒を取っていく時の順番として、香りの比較的穏やかなものから入れて行く(香りが強いものから入れて行くと、その香りが全部のものに影響させてしまう為)、更に量を多く入れるもの(コツとして微量なものは時間が掛かったとしても、少しずつ入れて行く)から先に入れて行く方が宜しいとも教えて下さいました。

p1000288

 

 

 

 

 

 

 

今回私達が作るものは、五感を全てを使って世界でたった1つのブレンデッドウイスキーとなります。「モルトウイスキー余市蒸溜所宮城峡蒸溜所は香りを、グレーンウイスキーはベーシックな味わいな部分を作っているので、きちんと両方使った方がバランスが取り易いという事で、ブレンデッドウイスキーを作る事をお勧めしたい」と仰っていました。そして山口さんは初心者の方にも理解して頂く様に、1つ1つの原酒となるウイスキーをアロマ、フレーバーを含め丁寧にご説明され、難しく感じてしまうこのセミナーを盛り上げられていらっしゃいました。

 

早速余市のモルトウイスキーが3種類、宮城峡のモルトウイスキーが2種類、グレンウイスキーが1種類を使って 自分達で作って参ります。ですが最初から自分で分量等を決める事は難しいですから、ブレンダーズ・バーで出されているブレンダーズ・ウイスキーをテイスティングし、そして資料を元に好みのものを選び、そちらに近いものを試作としてまず作り、その後自分で作るという流れでございました。

早速ブレンダーズ・ウイスキーを元に試作をし、分量を調整しながら自分達のウイスキーづくりの始まりでございます。勿論私も楽しみながら作りました。

 

p1000285

 

 

 

 

 

 

 

p1000286

 

 

 

 

 

 

 

やはり皆さんスポイトを扱う事が難しい様でございましたが、それでも真剣そのもので時間を忘れおつくりになっていらっしゃいました。ご一緒した方達の真剣さ、お写真で伝わりますでしょうか?

p1000284

 

 

 

 

 

結局2時間近く掛けまして、それぞれの方が納得するかは別にして、それぞれの世界に1つだけのウイスキーが完成致しました。私も思った以上に自分好みのウイスキーを作る事が出来ましたので、満足させて頂きました。勿論、ベースがあったからこそでございますが、ブレンダーの方のお仕事を少しだけ垣間見た気が致しました。

最初に山口さんが仰った様に段々と皆さん打ち解けられて、最後には初めてお会いした方同士乾杯もされ、楽しい時間となりました。

p1000294

 

 

 

 

 

 

 

「ウイスキーが好き」という事から、ウイスキーブレンドづくりを体験出来る事は蒸溜所に伺っても中々出来ない事をこちらで実現して頂けるのです。

こちらの企画は、先日8/21に2回目が行われ、nikko81さんのブログでもご紹介されておりますし、BLENDER’S  BAR BLOGでも掲載されております。

とても好評でございますから、機会がありましたら是非皆さんも参加されてはいかがでしょうか?

 

p1000258

 

 

 

 

 

番外編として、今回イベントにしておりましたジェルネイルはこちらでございます。指先に品を持たせるラメ入りの紫ネイルに致しました。

1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars (No Ratings Yet)
Loading ... Loading ...

2 Comments »

  • nikko81 said:

    nikko81です。

    ご紹介いただき、ありがとうございます。
    なかなかスポイトやメスシリンダーを使う機会はないですが、
    すごく熱中できるセミナーでしたね。

    はじめは緊張した面持ちですが、徐々に初対面の
    方々とも打ち解けられるのは、アルコールが入るイベント
    ならではですね。

    偶々、お隣のお二方が女性の方でしたので、
    Whisky conciergeをご紹介しておきました。
    Barで映えるネイルのお話など、かなり興味をお持ちになっていましたよ。

  • Kaori (author) said:

    nikko81様

    コメント有難うございます。

    そうですね、理科の実験を思い出し、と同時に又マイウイスキー塾を思い出しました。

    私の事ご紹介して頂いたのですね、有難うございます。
    今回もネイルを載せました。お仕事上難しい方もいらっしゃいますが、限りがある中でも綺麗にしているという事はやはり大切な事だと思っております。

Leave your response!

Add your comment below, or trackback from your own site. You can also subscribe to these comments via RSS.

Be nice. Keep it clean. Stay on topic. No spam.

You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

This is a Gravatar-enabled weblog. To get your own globally-recognized-avatar, please register at Gravatar.