女性限定ウイスキーイベントのご報告。
皆さん、今晩は本日は暖かかったですね。
本日は、昨日の女性限定少人数制ウイスキーイベント
「ウイスキーとチョコレートの相性を探る」について、ご報告をしたいと思います。
以前から大変お世話になっております現場での大変なご活躍や雑誌にも出てらっしゃるカカオプランナーの「小方 真弓さん」をお招きし、芝パークホテルのバーフィフティーンにて、16時より行いました。
実は以前から、女性限定のウイスキーイベントを行いたいと思っていました。
初回という事もあり、参加して頂いた6名の内ほとんどが、私がウイスキーを通して親しくさせて頂いている方々です。
こちらの企画が上がりましたのは、「チョコレートとウイスキーのマリアージュ」が頻繁に取り沙汰されている時に「チョコレートとウイスキーは合う」という単純な言葉に、ウイスキーもチョコレートも大好きな私が、小方さんともう1人の方とお食事をご一緒している際に「全てが合うとは限らないと思うのです」と口に出した事で、小方さんから「それでは試してみましょう」とおっしゃって頂いた事が始まりでした。
用意したシングルモルトウイスキーご用意したウイスキーは、(カッコ内は地域)
○余市12年(ジャパニーズ)
○マッカラン12年(スペイサイド)
○ラガヴーリン16年(アイラ島)
○グレンモーレンジ(シグネット)(ハイランド)
○グレンモーレンジ(アスター)(ハイランド)
以上の5種類と、途中でグレンリベット12年ともう1種類は特別なウイスキー(バルブレア40年)を用意しました。
そしてご用意して頂いたチョコレートは、全部で7種類!でした。(カッコ内は原産国)
○カライブ(フランス) タブレット
○ジバラ(フランス) タブレット
○アンビュラン(フランス) タブレット
○エスメラルダ(フランス) ボンボンショコラ
○サルバドール(フランス) ボンボンショコラ
○ジャマイカ(日本) ボンボンショコラ
○カネル(日本) ボンボンショコラ
ウイスキーとチョコレート(後から、私の分のみ1種類少ない事に気付きましたが、テイスティングの時はきちんと7種類用意しました。)
参加して頂いた方同士は初対面でしたので、始めに私からそれぞれお名前と私がどちらで知り合ったかをご紹介しました。
そして次にカカオプランナーの小方 真弓さんのご紹介でしたが、こちらは小方さん自ら「旅人です」と自己紹介され、その後チョコレートについてのご説明と、簡単に分かりやすくチョコレートの知識も教えて下さり会がスタートしました。
ウイスキーのご紹介は、スコッチ文化研究所認定のウイスキーの資格をお持ちでバーフィフティーンの藤川さんにお願いしました。
以下は小方さんが推奨されたマリアージュです。
○エスメラルダ×余市12年
○エスメラルダ×グレンモーレンジ(シグネット)
○サルバドール×グレンモーレンジ(シグネット)
○サルバドール×ラガヴーリン16年
○カネル×マッカラン12年
○カライブ×ラガヴーリン16年
○カライブ×マッカラン12年
○ジバラ×グレンモーレンジ(シグネット)
○ジバラ×グレンモーレンジ(アスター)
○アンビュラン×ラガヴーリン16年
○アンビュラン×余市12年
○ジャマイカ×グレンモーレンジ(アスター)
頂き方ですが「最初にウイスキーを含み、チョコレートを後から頂く」というスタイルを取りました。
今回のテーマは「探る事」ですので一通り終了した後で、それぞれが又組み合わせが出来る様に少しずつチョコレートを取っておいて頂きました。
どのチョコレートも大変美味しく、小方さんが皆さんに美味しいチョコレートを食べてもらいたいという気持ちが伝わって来ました。
初対面という事もあり、実は最初は会話があまりなかったのですが、ウイスキーを頂く内に段々と会話も弾んで来ました。
ですが皆さん、真剣にウイスキーとチョコレートに向かい合ってらっしゃいます。
今回のチョコレートがフランス産が多い理由は、ウイスキーと合わせ易いという小方さん
の考えがおありの上での選択だそうです。
アンリ・ルルーさんと交流もあおりな小方さん、アンビュランのお話をなさる際は地図もご用意して下さり場所もきちんと教えて下さいました。
アンビュランとは、「波しぶき」という意味だそうです。
現地に足を運ばれて、そちらの情勢や状況も伝える事も小方さんのお仕事です。
ウイスキーについては頂く機会の多い方達ですが、チョコレートについてはまだまだ未知な部分がありますので、色々な質問が出て来ました。
この様に深く知ろうという気持ちは、とても大切ですよね。
そして最後には、特別にバルブレア40年をサービスとして藤川さんより出して頂き、今回だけはまずバルブレア40年のみで愉しんで頂きました。
普段ウイスキーを嗜まない方を含め、そちらまでの長熟物をご存知ない方は、バルブレアのアロマに驚いていらっしゃいました。
そして小方さんが提案された組み合わせは
○カネル×バルブレア40年
○ジャマイカ×バルブレア40年
シナモンの清涼感やパッションフルーツがバルブレアの複雑なアロマと絡み合い、こちらも美味しく頂く事が出来ました。
今回「ウイスキーとチョコレートの相性を探る」というテーマで行いアンケートも行わせて頂きましたが、それぞれのお好きな組み合わせが違っていましたので面白いと感じましたし、私はそれで良いのではないかしら、と思います。
組み合わせをこちらから提案をして「そうかしら?」→「きっとそうなのね」ではなく、自ら考え意見を出し合う事はとても大事な事だと思います。
それによって他の方の意見も聞く事が出来ますし、更に「この様なウイスキーもあるのね」「この様なチョコレートもあるのね」という冒険的な新鮮さも味わえます。
私個人的には、アンビュラン×ラガヴーリン(塩味も感じるが、ビター感も感じまとまる)と、サルバドール×ラガヴーリン(サルバドールのフランボワーズの酸味がラガヴーリンの塩味によって消え、フランボワーズのアロマが限りなく広がる)が好きでした。
又、近年ウイスキーを頂く女性も増えています。
女性限定という機会を設ける事によってウイスキーも入り程よく打ち解けられるでしょうし、同い年の方同士でお話が盛り上がる事もあるでしょうし、年下の方が年上の女性と出会える場にもなりますので、私はこれからもタイミングを見計らいながらウイスキーとの何かを続けて行きたいと思っています。
初めてイベントを行うにあたりまして、今回はホワイトデー後の大変お疲れのところ快く引き受けて下さった小方さんに心から感謝致しますと共に、場を設けて下ったバーフィフティーンの方々にも厚くお礼を申し上げたいと思います。有り難うございました。
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