ブログ5周年記念特別企画「座談会~女性ウイスキーの会より~(4-1)」
K:次のご質問は、皆様そうだと思いましたが、あえて伺います。
Q4:Barに1人でいらっしゃいますか?ただ、Sさんのライフスタイルをそこまで伺った事がなかったので、YES、NOに致しました。勿論、皆様はYESなのですけれど。
皆様:(笑)。
K:Barへ1人でいらっしゃいますか?に対しては、皆様勿論YESなのですが、Rさんからきっかけをお願いしても宜しいでしょうか?
Rさん:1人で行く様になったのは、馴染みのBarが出来たっていうのがきっかけで。友達に連れて行ってもらったBarに何回か行って、バーテンダーさんと仲良くなって、だから1人で行っても敷居が高くなかったっていうか。仕事帰りに家に帰って食べる前に、小腹満たして、入れたいなっていう時に、じゃあ行ってみようかっていうのがきっかけで、1回行ってしまうと全然平気になっちゃうので、もうそこからは割とBar1人で行くっていうのは平気になりましたね。
K:ご友人というのは、男性女性どちらですか?
Rさん:男性です。
K:わりと今迄も伺うと男性の方に連れて行ってもらって、というのが、多かったりしますよね、きっかけというのは。
Rさん:そうですね。女性に連れて行ってもらうというのは、多分ないですね。
Kさん:ええ、でもやはり多くなりますよね。有り難うございます。それではMさん、お伺いしても宜しいでしょうか?
Mさん:実は1人で行くようになったのって、そんなに長くなく、ここ数年で、実は震災後なんですよ。
K:そうなのですか?
Yさん:本当に最近。
Mさん:震災後にそこのお店の安否が知りたくって、皆さん元気かなっていうのもあって、それで1人で行くようになった。それまでは1人ご飯食べたりとかいうもの大丈夫だったし、そこで本屋さんにどんな本を持って行っても全然恥ずかしくないぞっていう感じだったんですけれど、やっぱり唯一行けなかったのが、1人でお酒を飲みに行くっていうのは、あんまりなくって、行き始めると1人で行って大丈夫だなって思ったら、火が付いて、どこへ行っても平気っていうのもあって、自分が前に連れて行って頂いた所とか、もう1人で入って行ったりとか出来るようになりましたね。でも初めてのお店、Barだと敷居か高いかなと思うので、知っている方に、あそこ行きたいのよねって言って、1度ご一緒してもらって連れて行ってもらう。大丈夫そうだなと思ったら、1人でも伺うとかしますし、でも1回行くと、やはりバーテンダーさんって凄いな、と思うのが、顔を覚えていてくださるのですよね。「この前はご友人といらっしゃいましたよね。」と、何となく覚えていらっしゃったりというのもあって、そういうのがあるので1人でも行けるなって言うのがあって、行くようになりましたね。
K:安否を知りたいというのは?
Mさん:その方達が営業しているかも分からなかったし、震災の直後で10日位の間で、どうしても気になって気になって、そのお店の事がきになって、1人で行ってみようと。1人で行ったら、何だ、1人で行くって簡単じゃんっていう(笑)。
Cさん:分かるかもしれない、それ分かる。
Mさん:それ以降は、1人でホイホイ出かける様になりましたし。
K:有り難うございます。Yさん、それでは1人で行かれる様になったきっかけは?
Yさん:やはり1人で行く様になったのも結婚してからなんですよね。結婚する前とかは、男性に連れて行ってもらう場所と思っていたんですよ、私恥ずかしい事に。デートしてね、
2軒目に行く。何かゆっくり話したいわね、という時に連れて行ってくれる、そういう場所だと思っていたんですよ。
K:ええ。
Yさん:だから1人で行った経験が全くないんですよ。だけど私結婚してから地元の近くに主人と行きつけのお店があって、そちらに顔出しするようになりまして、そこだったら1人でも行けるというのですかね、安心していけるようになるな、なんて繰り返していて、段々。1人で来られる方って少なくないですよね、Barって。そういうの見てたら、Barって、1人でも構わないんだなって。別に男の人に連れて来てもらわなくても構わないんだ、ここは、と思ったら、どこへでも行きます。Barという看板が立っていたら、どこへでも行けます。わーってもう。行きたいお店に1人で行くわ、って言って開拓して行けるようになりましたね。
K:Yさん、聞いてもいいですか?外見がどうこう言うのも失礼ですけれど、Yさん可愛らしいから、全然知らないBarの方に「どうしたのですか?」と聞かれた事はないですか?
Yさん:そういうのは1度もないんですよね。
K:私が今でも大好きでお世話になっているBarに初めて伺った日、何も情報がないまま伺ったのですが、オーナーの方に、泣きに来たか、他のお店と間違えて入ったか
皆様: (笑)。
K:近くにある長年されているBarと間違えたか、もしくは待ち合わせか、と。だから、そういう風に思われる事もあるのだなと。Barは20歳頃から1人で行っていたので、1人で行く事に私は抵抗ないのですが、その様に思われた事はないかな?と思いまして。
Yさん:初めて行ったお店で思われたのが、お酒関係のお仕事されているのですか?とか、そういう関係のお仕事をされています?と、お酒がらみの延長線上でお店に来ていると思われるバーテンダーさんも少なくないみたいで。
K:Yさんの飲み方が、こう...
Yさん:1人でBarに行く様になったらウイスキーはストレートで下さい、と頼むから、余計にそう思うのでしょうね。お酒関係の仕事をして、その延長線上で来ているのかなと。
K:そちらの勘違いなのですね。
Yさん:女性としての魅力がないんですかね。泣きに来たとか、待ち合わせているとかその様に匂わせている感じではないんですね。又調査しに来やがっただろう、
K:前もその様なお話を伺った様な((笑))。
Yさん:それがたらんのです。泣きに来たとか待ち合わせとか女性らしい雰囲気を漂わせている人。そういう風に聞いている方もいらっしゃるのですよ。お待ち合わせですか?とか。それ私に聞いてよって。
皆様: (笑)
~こちらのお話で盛り上がり~
Yさん:女性には、バーテンダーさんは可愛らしいカクテルを、いかにも女性らしいカクテルを勧めて来るんで、私は「フルーツのカクテルではなくて、そこにあるウイスキー下さい、ストレートで。」、と言うから余計思われるのでしょうね。
K:ギャップがありますものね。有り難うございます。 (4-2へ続く) (3へ戻る)
~ご参加頂きました皆様~
☆Mさん:既婚、会社員(事務)
昨年ウイスキーがご縁で結婚。結婚後も会社員として勤務。趣味は蒸溜所見学。
☆Rさん:本日の参加者内では1番年上?SNSを含めてネットで人と繋がる事とBarや居酒屋さんで人と繋がる事が好き。ウイスキーを含め、お酒全般が好き。
☆Cさん:アラフォーの独身×1、セキュリティ関係の事務職。WEBはツイッター、FB、ウスケバ(写真のみ)、Tumblrという写真Onlyのブログ。今年の目標は、シングルモルト検定3級合格。
☆Yさん:1978年生まれの既婚者。国内の蒸溜所は全て見学済み。Yさんの両親の家系では、女性はお酒が苦手ですがYさんは例外!?
https://twitter.com/WHISKYLOVER31
☆Sさん:20代後半独身、会社員。好きな人と晩酌をする時が生きる喜び。
☆大矢さん(シーバスリーガルアンバサダー):30代独身。職業、ウイスキーのマーケティング。前職はバーテンダー。
※次回掲載予定日 10/3(木)
Leave your response!