ブログ5周年記念特別企画「座談会~女性ウイスキーの会より~(6-1)」
K:Q5:何度も言ったり、書いたりしているのですが、私は早い時期からBarへ伺っていましたし、ウイスキーを愉しむ女性が少ないという事が分かっていなくて。ただ美味しいなと思っていて、それで皆さんのご意見を聞いて、「あ、Barにいらっしゃる女性は少ない、ウイスキーを愉しむ女性がまだ少ない」のだと、本当に後から知った様な感じだから。色々な方から伺って、私の観点?が違うのだと思って、知ったのですけれど、でも未だにBarへいらっしゃる方、ウイスキーを嗜まれる女性が少ないと聞いて、「珍しいですね、Barへ1人で行くんですか?」みたいな事がある様なのですが、その事について是非ご意見をお聞かせくださいませ。
Rさん:意見ね。
K:意見と言うのか、私はそうなのだ、としか思わないのですが、皆様はどう思っていらっしゃるのかなと。
Rさん:私は女だとか男だとか関係なく、1人で来た、ここにいる方もある様に1人でも行くし男性でも1人で行かない人もいるし、Barにすら行った事がない人もいるし。だから、それってきっかけだと思うんですよ。まず、連れて行ってもらわないと場所ってうものの良さも分からないですし、そこで嵌るかはまらないかって言うのは、それ人それぞれだったりするので、一概には、確かに女性が少ないって言うのは、多分お酒の市場として少ないって言うのと、後やっぱり結婚して子育ての世代になっちゃうと中々1人でBarに行くっていうのも難しくなる期間というのも有りますし、やっぱり多分自分で収入がないと中々1人でBarって行き辛いなと思うので、そういう所はやはり仕方がないのかなと、思うのですが、私は行きつけのお店はわりと女性客が多い店なので、そこまで少ないっていう実感は、私はないですね。だから、ひとそれぞれきっかけとかだと思いますね。
K:私はBarに伺う時間がいつも遅いので、だから少ないのかな、と。又良い風に考えてしまって。早い時間ならもっといたのだろうなと思っていたのですが、実はそう多いわけではないと知って。と思っていました。そしてMさん、お願い致します。
Mさん:私はいる所にはいるよね、というところで、やっぱり会社の方のお話を伺うと好きなんだけど、中々外には飲みにいけない、という方も多いしやはり子育てをされている方も多いんですね。そうするとやっぱり遅くなるのは困るし、1人では中々いけないし、会社の飲み会があった場合は行くけれど、1人で飲みに行くっていうのはないじゃないですか。会社の飲み会の後に1人で「じゃあ、2次会」と言われて、バックれて飲みに行っちゃうのはありますよ、
皆様:うん、うん。
Mさん:そこまではお付き合いがある女性はいないので、この前異動になった女性と話したら、ウイスキー大好きなんです、と。私より年齢が上の方だったんですけれど、ウイスキー大好きなのよね、って。聞くと旦那様は焼酎が好きで、でも自分は家で愉しんでいますと、1人で。でも旦那に飲まれてしまうと困るから、隠しているのよ、という位ウイスキーが好きだけど、私がオープンにウイスキーが好き、大好きなんですよねって言ったから、彼女は言えたんで、それまで職場でウイスキーが好きって言っていなかったんですって。私がオープンに、ウイスキーが好きで、ビール飲めませんからって行った時に「ウイスキーが好きなの?」って言われたので、私より少し上の世代の方って、ウイスキーは男の飲み物みたいなイメージがあるから、言っちゃうと「酒飲み」って言われるのは良いんだけど、色々と言われるのが鬱陶しいから、言わなかったみたいな方もいらっしゃるんだなと思って。だからいる所にいるんですよね、そう思います。
K:そうですよね。分かりました。有り難うございます。Yさん、お願いしても良いですか?
Yさん:日本は特に女性がお酒を好きだと恥ずかしいとか、そういう風潮があるんですね。そう言うので、お酒を飲める人でも隠す人もいたりするんですよね。そういうのは残念だと思います。「飲める」と言うのを女性が言うと恥ずかしい、そう思われるのが残念かなと思います。別に飲めるんだったら飲める事を主張しても良いではないかと。
K:そうですよね、確かに。
Yさん:だから私がBarに行って、女性が飲むと、「アル中?」とか言われますもん。アル中ではないんだけどな、お酒が好きだというだけで飲みに行くんだけど、それでアル中と言われるんだから、お酒が好きだって女性が言う、お酒が強い、ってはしたない風潮があるのかなと思うと残念かな、と思う。
K:確かにそういう風に思う人もいるのですよね。
Rさん:バブル世代が完全にその世代ですよね。私はバブル世代の最後の方なんですけれど、入社したての時に、大体新入社員の女性に対して男性社員が「お酒飲めるの?」と聞く事が多いんですけど、その時に「飲めます。」って言っちゃ駄目と言われました。
K:ええ?
Yさん:そういうのっておかしいですよね?
Rさん:なんで、程々に、っていう言い方をすると大体飲めるかなという感じ。
皆様:ああ。
Rさん:大体「飲めないんです」と言うのが、美徳とされていた。
K:分かる気がする。
Rさん:だからそういう世代、私より上の世代は確実にあったので、それは男性ではなく、女性の方が「みっともない」みたいな感じもあったので、
Yさん:それが何でみっともないとか、恥ずかしいとかなるんだろうね。テレビとか映画とかでBarで悪い相談事をしているシーンがあったりするから、Barイコールいかがわしいイメージになる?それが良くない、いかがわしくないのに。テレビは映画のイメージの植え付けが結構多いのかなと。私も言われましたもの、Barって危ないんじゃないの?って。全然知らない方が、女性が1人で行っていたら危ないでしょって、生きて帰れないでしょって。
皆様:生きて帰れないって?どういう所?(笑)
K:でもSさんみたいな方がいらっしゃったら、女性でも助言したくなってしまうかも。
皆様:そうかも。
K:でもSさんの方が男性よりも強く感じます。
Yさん:悪い人に気をつけなさいとか言われたりする?
Cさん:可愛いからね。
K:親の気持ちですよね(笑)。(6ー2へ続く) (5へ戻る)
~ご参加頂きました皆様~
☆Mさん:既婚、会社員(事務)
昨年ウイスキーがご縁で結婚。結婚後も会社員として勤務。趣味は蒸溜所見学。
☆Rさん:本日の参加者内では1番年上?SNSを含めてネットで人と繋がる事とBarや居酒屋さんで人と繋がる事が好き。ウイスキーを含め、お酒全般が好き。
☆Cさん:アラフォーの独身×1、セキュリティ関係の事務職。WEBはツイッター、FB、ウスケバ(写真のみ)、Tumblrという写真Onlyのブログ。今年の目標は、シングルモルト検定3級合格。
☆Yさん:1978年生まれの既婚者。国内の蒸溜所は全て見学済み。Yさんの両親の家系では、女性はお酒が苦手ですがYさんは例外!?
https://twitter.com/WHISKYLOVER31
☆Sさん:20代後半独身、会社員。好きな人と晩酌をする時が生きる喜び。
☆大矢さん(シーバスリーガルアンバサダー):30代独身。職業、ウイスキーのマーケティング。前職はバーテンダー。
※次回掲載予定日 10/31(木)
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